ホームページ(Webサイト)制作・業務委託と、サイト作成初心者のサポートをいたします

アクアユニット[東京都世田谷区]

アクアユニットの制作者ってこんな人

アクアユニットの国府田(こうだ)です

こんにちは。

アクアユニットの代表・国府田 誠(こうだ  まこと)と申します。

アクアユニットの代表・国府田です

(有)アクアユニットは、2003年に開始した前身のアクアWebデザイン(個人事業)より、2006年に法人成りして名称変更した会社です。

形としては法人ですが、基本的には個人作業です。

作成するサイトの仕様や規模によってはパートナーと連携をとって進めますが、普段は一人パソコンに向かっています。

このページでは、私・国府田の過ごしたこれまでの人生のいくつかの時期を、かいつまんでお伝えします。

 

少年時代、小川と納谷、防空壕

私・国府田は、1964年に東京都渋谷区で生まれて、主に神奈川県川崎市で育ちました。

川崎市の田園都市線の鷺沼(さぎぬま)という駅から、徒歩7分のところです。

今では、渋谷から鷺沼まで急行なら25分かからずに着くので、便利なエリアだと思いますが(もうそこには住んでいません)、当時(昭和40年代)は本当に田舎でした。

今思い出すと、驚くほどです。

道は舗装されておらず、家の真前には梨畑があり、家から3分も歩くとうっそうとした竹林や小川、納屋、小山があり、30分も歩くと田んぼや畑もありました。

そして、こんもりとした丘の下には防空壕が残っていました。

防空壕(ぼうくうごう)!

みなさん、おそらく知らないと思います・・・

戦時中に、空爆や機銃掃射から退避するための、地中を掘った空間。いわば洞穴のようなものです。

当時少年だった私は、草原や埋め立て地など結構危険の多いところで毎日遊んでいましたが、防空壕へは怖くて入れませんでした。

お化けが出そうだからというわけではなく、もろくなった土が、いつ崩れてくるかわからなかったからです。

外から見ると、防空壕の中には、使い古された飯盒(はんごう)が落ちていたのを覚えています。

あ、私はもちろん戦争を全く知らない世代です(笑)

でも、わずかにこういう遺構に触れていたのですね。

 

かわりゆく山と郷愁

私の少年時代はまさに、高度経済成長期の後期。

山や空き地が切り開かれて、ものすごい勢いで幹線道路や住宅地が開発されていきました。

この間まで山だったところが切り崩され、小川は埋められ、田んぼや畑はなくなり、景色が豹変していきます。

どんどん遊び場がなくなっていきました。

私はギリギリのタイミングで、少年時代を泥んこ遊びで過ごし、毎日のように擦り傷切り傷をたくさん作り、虫と親しみました。

気が付くと、そこに引っ越してきたころ当たり前のようにあった自然の風景はなくなっていて、大きな国道が貫いて、開発が進む住宅地に変貌していました。

野山は、記憶の中に置き去りにされました。

物事は変化していて、永遠に同じ状態は続かない。

子供心に、そんな切ない郷愁を抱いていました。

 

映画少年だった私

自然の思い出が消えていくとともに、私は映画に夢中になりました。

当時のヒーローは、ブルース・リー。私が9歳の頃です。

朝一番に、まだ会場する前の映画館に並んで、好きな席をとるのが好きでした。

当時は今と違って、入れ替え制の全席指定席のシステムではなく、観ようと思えば一日に何度でも観れる自由席だったのです。

映画の終わりごろには、次の回に座ろうという人が勝手にドアを開けて入ってきてしまい、スクリーンが明るく照らされて見づらくなったこともありました。

ブルース・リーから始まり、あらゆる娯楽作品を観ました。

スター・ウォーズ(最初に公開された作品)を見たのが、小学校6年生の時でした。

当時は、素晴らしい映画のエンディングを見たときには、客席の誰からともなく拍手が沸き起こっていました。

映画が、ひとつの大きな体験だったのです。

私は、劇場という真暗な空間で、見ず知らずの人たちとともに感動し、興奮することを体感しました。

映画が終われば、ただの他人として別れてしまう。

でも、映画を観ている間は、特別な時間を共有する者同士として、私はどこか観客の人たちに不思議な連帯感を感じていました。

 

Webサイトというスクリーン

子供の頃から絵を描くのが好きで、やがて映画にのめりこんだ。

そうしたことが、後に私がWebサイトを作るうえでの根源的なエネルギーになっている気がします。

私の中で、ひとつのWebサイトは、一つのストーリーを持った映画に等しいのです。

観る人を感動させ、心動かすものを作りたい。

もちろん、クライアントのご意向が一番にあるわけですが、その根底には私なりの動機もあるのです。

文章や画像などで、ひとつのストーリーを語ることが、Webサイトにはできると思います。

 

毎朝のジョギングで自然に戻る

今私は、毎朝ジョギングをしています。

10数年の間Web制作のデスクワークを続けてきて、究極の運動不足が続いていたのですが、さらにこのところの新型コロナウィルス感染予防のためのステイホーム傾向などで、部屋にこもって作業を続ける時間が格段に多くなりました。

その間、体力づくりのためにボクシングジムなどに行っていたのですが、それもコロナ禍でいったん中止にしました。

もはやこのままでは、体力的にも精神的にもよくないと思った私は、いきなりジョギングを始めたのです。

何の準備も、何の前知識もなく、いきなり家の近くにある東京都世田谷区の砧(きぬた)公園のサイクリングコース(ジョギングにも使える周回コース)を走り出しました。

最初は、50メートルも行かないうちにゼイゼイと苦しくなり、倒れそうになりました。

当たり前です。何年も走っていないのですから。

そして、まさかこんなことを続けることになるとは、夢にも思いませんでした(笑)

しかし、早朝の時間帯には、あらゆる気持ちよい要素が集まっています。

湿気、朝靄、木の匂い、鳥の声、そよ風、そして上ってくる朝日。

朝の5:00ごろにスタートします。

明日も行きたい。また明日も行きたい。

そうしているうちに、3か月後に最長で12km走れるようになりました。

もっとも、ゆっくりのジョギングなので、1時間30分ほどかけて走ります。

いつの間にか、走らない日は何となく物足りない気がして、毎朝8km~10kmを走っています。

この先、何歳まで走れるかはわかりませんが、まずは今が重要です。

たっぷり自然の空気を感じて走っていると、いつしか昔嗅いだことのある草のにおい、土のにおいを感じている自分に気付きます。

幼いころに経験したことは、おそらく一生残っています。

いつでもそこに戻れる、原風景のようなものなのでしょう。

 

誰もが発信できる時代へ

アクアユニットが掲げる理念として、「誰もがインターネットを使って自らが発信できるようにサポートをする」ということがあります。

今の時代、スマートフォンを使って動画を撮影し、編集し、Youtubeにアップロードして公開する。

ブログを書いて、自分の世界を表現する。

あらゆる媒体を使って集客をし、自分のビジネスを拡張していく。

そうしたことが容易にできるようになりました。

まさに、「何を発信しますか?」これがテーマであるとも言えます。

私は、子供の頃の感動を根底に抱きながら、皆さんがご自身の活動を表現し、ビジネスで収益を上げ、より発展されるお手伝いをさせていただきたいと思っています。

Pocket